梅ヶ枝に花姫君の並びおり ゴツゴツうねうねとした梅の枝は、梅ヶ枝と呼ばれる。 花ばかりではなく、その枝もまた梅の見どころ。まるで空をゆく龍のようだ。 私はその梅ヶ枝を、梅龍と名付けている。バイロンと読む。そう、旧制一高寮歌に、♪バイロン、ハイネの熱無きも・・♪と謳われた、イギリス貴族詩人バイロンだ。 その梅龍に、やんごとなき花姫君たちがずらりと乗っている。 龍に乗る姫君たちだ。梅龍（バイロン〕姫（ひめ）、と呼ぼうか。

コメント4件

写楽旅人

梅の花も綺麗ですが、背景の選び方により味わい深い一枚に仕上げていますね！

2024年03月08日16時37分

yoshi.s

写楽旅人さん そんな風に見て下さって嬉しいですねえ。 ありがとうございます。

2024年03月08日19時08分

ninjin

「その梅ヶ枝を、梅龍と名付けている。バイロンと読む。」 素敵な着想ですね。 鉄幹にも劣らぬ詩心

2024年03月08日21時48分

yoshi.s

ninjin さん これはこれは、与謝野鉄幹に比べられちゃった・・。 入る穴か、登る木を探しています。どちらにしようか・・。

2024年03月08日23時54分

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