長谷川伸の『瞼の母』。『番場の忠太郎』として任侠映画にもなってます。 主人公 番場の忠太郎は、番場宿で生まれたことになってます。 ですが、忠太郎より鎌刃城を売りにしています。 この地は、湖北と湖南をつなぐ要衝。 北近江の京極氏・浅井氏と南近江の六角氏がその領有をめぐってたびたび争った地です。 そこに「湖北」エリアでは小谷城に次ぐ山城が建てられていたようで、全国的にも珍しい岩盤を利用した「先駆的な山城」があったようです。

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