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掘出し写真 ツヴィンガー宮殿中庭@ドレスデン

掘出し写真 ツヴィンガー宮殿中庭@ドレスデン

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    劇場広場の端でバスを降り、ツヴィンガー宮殿に入りました。 これは宮殿コンサートホールの前から中庭を写した一枚です。 左側に王冠を被ったような門、「クローネン門(Kronentor)」「王冠の門」があり、右奥には「数学物理サロン」が見えます。 この旅にはRX100も持っていたので、この辺りで沢山の写真を撮っていたはずです… が、あいにくのカメラ紛失で、ここの宮殿の写真はこのiPhone7に残ったこの一枚だけ…(T_T) 詳細はコメント欄で…

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    ツヴィンガー宮殿は、元々は貴族たちが馬上試合等を行っていた古い城壁と新しい城壁の間にあった場所(このような隙間のような場所をツヴィンガーと呼ぶようです)に、1709年アウグスト強王が、石造りの宮殿を立てることを決定したそうです。 この建築の計画は、彼亡きあとも引き継がれ、新たな壮麗な建築物が建造されていきました。 19世紀に入ると、ツヴィンガー宮殿を美術館に改装されましたが、第二次世界大戦のさなか、爆撃によって大きな損害を受けたようです。 幸いにも美術品は他所に保管され損害を逃れたのですが、旧ソ連による占領で多くの美術品が持ち去られ、いくつかが行方不明になったり、破壊されるという悲劇に見舞われたようです。 ツヴィンガー宮殿は、アウグスト強王がヨーロッパ諸国を巡って見た他国の建築様式に大いに触発されて計画したこともあり、世界的にも有名なバロック建築になりました。 そんな建造物の中でも有名なのが、多くのギリシャ神話の神々をあしらった「王冠の門」で、アウグスト強王がポーランド王に就任した際に造らせたものだそうです。 一方でこの宮殿は建物だけにはとどまらず、ドレスデン美術館の一つ「アルテ・マイスター絵画館」としても有名なんです。 この美術館には、歴代のザクセン選帝侯が収集した多くのコレクションが展示されています。 また、この美術館の他にも、ツヴィンガー宮殿は4つの博物館が存在し、16世紀から18世紀にかけて計1万点以上の武器が収蔵された「武器博物館」、ドイツの技術発展のために集められた当時の最新鋭機器を展示した「数学物理学サロン」、世界でも最大規模の、中国や日本からの陶磁器を集めた「陶磁器博物館」などがあります。 ちなみに、この宮殿の「王冠の門」周辺を再現したものが日本にあります。 それは九州の有田市にある「有田ポーセリンパーク ツヴィンガー宮殿 アートギャラリー」で、ツヴィンガー宮殿を再現した有田焼のギャラリーなんです。 そう、「王冠の門」は陶磁器博物館となっており、集められた日本の陶磁器とは有田焼なんですね。 先に「日本宮殿」でも書きましたが、ドイツには有田焼の影響が色濃く残っているそうです!

    2024年01月10日07時54分

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