ホーム GX400sp 写真一覧 2本のオピネル GX400sp ファン登録 ユーザートップ 写真一覧 ギャラリー お気に入り ファン ファンになっているユーザーの写真 ファンになっている ファンになってくれている 2本のオピネル お気に入り登録34 1003件 D E 2023年10月01日14時20分 J B
フランスのナイフメーカー「OPINEL」のナイフを2本買ってきました。 ※詳細はコメ蘭 コメント3件 GX400sp 家内と出掛けた先にあったアウトドアブランドのショップで 綺麗にディスプレイされたオピネルが目につき買ってきました。 この形のまま随分と昔から売られているモデルでNo.1からNo.12まで 12種類のサイズがあり、一番小さいものはペンダントにでも出来そう な大きさ。逆に一番大きなNo.12は、小振りな包丁ほどの大きさです。 買ってきた2本はNo.6と7。No.7で私の手で握ると丁度の大きさ、 ポケットにも収まる可愛い折りたたみナイフです。十代の頃から知っていた ナイフですが、廉価で簡単な造り、ブレードの品質も値段なりな感じで 興味はあるけれど欲しいとは思いませんでした。 ディスプレイを見ていると、グリップがカラーの物がある。ブルーと パープルとライトグリーン。どうやら「Colorama」という限定物との事。 もう一本、グリップはオリジナルと同じウッドのままの色、ただし、 「Carbone」と書いてある。。。炭素鋼か?店員さんに尋ねるとその通り Carbonは鉄に炭素を添加した炭素鋼をブレードに使用と説明してくれた。 炭素鋼はステンレス鋼より硬度が高い。硬く、刃付けはしにくいが一度 刃付けをすると切れ味の耐久性が高い。弱点は固さゆえの刃こぼれと錆だ。 一方紫色のNo.7、これはオリジナルと同じステンレス鋼を使っている。 ステンレス鋼はやや高度が低く、刃付けがしやすい(研ぎやすい) 粘りがある分はこぼれはしにくいが研いだ刃の耐久性もやや低いものの 錆にはめっぽう強い。 自宅に戻り早速イジイジ・・・ 箱出しでの切れ味は・・・( *´艸`)ダメダメです。 買う時に店員さんも最初はあまり切れませんがご自宅にV字の砥石とかで 研ぐといいです。なんて言っていましたが私は 「シャープニングの道具はそろっているので大丈夫です」というとホッとした ような顔をしていたけれど、これでは確かに使いにくい。そもそもまともな ナイフらしい刃付けをした刃先ではない。どれどれとシャープナーで じっくりと刃を付ける所から研ぎ始める。炭素鋼はやはり硬い。普段使わない 番手の荒い砥石から刃をつけなおす。時間がかかるけれどこういう硬い刃は 上手に道具を使い分けじっくりと研ぐといい。研ぎあがると シャープな切れ味が出る。いかにも硬い鋼の冷たいシャープさ。 ついでにステンレス鋼も研いでみる。中目の砥石でも充分刃の形を作れる 柔らかさ。ステンレス鋼は力を入れず、細かめの砥石をなるべく回数を 少なめに走らせる。柔らかくいい切れ味の刃が簡単につく。この感じは ビクトリーノックスのナイフとよく似ている。 こういうイージーで安いナイフはそこそこの手入れをしながら実用で 使うのにはうってつけだ。外で料理をするときに、釣りの時にちょっと ポケットに入れて置いたり、家でちょこっと薬味を刻む時、テーブルで 果物の皮をむいたり。ポイっと出してちょいちょいと使うシーンが 浮かんでくる。 おフランスの肥後守といったところかなw 2024.5.2追記 購入後、何度か使っています。 一つ致命的な癖があることが分かりました。 それは濡れるとブレードの出し入れが最悪出来なくなってしまう事です。 料理で使い、水道で洗ったところ、ブレードの根元のウッドが膨張し ディスクブレーキをかけたようになりブレードの出し入れが渋くなります。 ハンドル材のウッドがそのままブレードを挟む構造になっているのが 根本的な構造の欠陥。しばらく乾かせば元に戻るのですが料理に使えない、 濡らすといけない、そうなるとこのナイフの用途はぐっと狭くなってしまいますね。 ちょっと残念。。。 2024年05月02日05時22分 ゆきゆき いいね!! 色々趣味があるのも大事ですよね ナイス 2023年10月01日22時40分 GX400sp ゆきさん 長い文章、呼んでいただいてありがとうございます。 カタナの話し、今度きかせてください^^ 2023年10月02日19時00分 新規登録・ログインしてコメントを書き込む コメントを書き込む 同じタグが設定されたGX400spさんの作品 最近お気に入り登録したユーザー windy lady ファン登録 hatto ファン登録 上海カーニバル ファン登録 マイスト ファン登録 としぼー ファン登録 ダゲレ男タイプ ファン登録 R-yama ファン登録 akisuzu ファン登録
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家内と出掛けた先にあったアウトドアブランドのショップで 綺麗にディスプレイされたオピネルが目につき買ってきました。 この形のまま随分と昔から売られているモデルでNo.1からNo.12まで 12種類のサイズがあり、一番小さいものはペンダントにでも出来そう な大きさ。逆に一番大きなNo.12は、小振りな包丁ほどの大きさです。 買ってきた2本はNo.6と7。No.7で私の手で握ると丁度の大きさ、 ポケットにも収まる可愛い折りたたみナイフです。十代の頃から知っていた ナイフですが、廉価で簡単な造り、ブレードの品質も値段なりな感じで 興味はあるけれど欲しいとは思いませんでした。 ディスプレイを見ていると、グリップがカラーの物がある。ブルーと パープルとライトグリーン。どうやら「Colorama」という限定物との事。 もう一本、グリップはオリジナルと同じウッドのままの色、ただし、 「Carbone」と書いてある。。。炭素鋼か?店員さんに尋ねるとその通り Carbonは鉄に炭素を添加した炭素鋼をブレードに使用と説明してくれた。 炭素鋼はステンレス鋼より硬度が高い。硬く、刃付けはしにくいが一度 刃付けをすると切れ味の耐久性が高い。弱点は固さゆえの刃こぼれと錆だ。 一方紫色のNo.7、これはオリジナルと同じステンレス鋼を使っている。 ステンレス鋼はやや高度が低く、刃付けがしやすい(研ぎやすい) 粘りがある分はこぼれはしにくいが研いだ刃の耐久性もやや低いものの 錆にはめっぽう強い。 自宅に戻り早速イジイジ・・・ 箱出しでの切れ味は・・・( *´艸`)ダメダメです。 買う時に店員さんも最初はあまり切れませんがご自宅にV字の砥石とかで 研ぐといいです。なんて言っていましたが私は 「シャープニングの道具はそろっているので大丈夫です」というとホッとした ような顔をしていたけれど、これでは確かに使いにくい。そもそもまともな ナイフらしい刃付けをした刃先ではない。どれどれとシャープナーで じっくりと刃を付ける所から研ぎ始める。炭素鋼はやはり硬い。普段使わない 番手の荒い砥石から刃をつけなおす。時間がかかるけれどこういう硬い刃は 上手に道具を使い分けじっくりと研ぐといい。研ぎあがると シャープな切れ味が出る。いかにも硬い鋼の冷たいシャープさ。 ついでにステンレス鋼も研いでみる。中目の砥石でも充分刃の形を作れる 柔らかさ。ステンレス鋼は力を入れず、細かめの砥石をなるべく回数を 少なめに走らせる。柔らかくいい切れ味の刃が簡単につく。この感じは ビクトリーノックスのナイフとよく似ている。 こういうイージーで安いナイフはそこそこの手入れをしながら実用で 使うのにはうってつけだ。外で料理をするときに、釣りの時にちょっと ポケットに入れて置いたり、家でちょこっと薬味を刻む時、テーブルで 果物の皮をむいたり。ポイっと出してちょいちょいと使うシーンが 浮かんでくる。 おフランスの肥後守といったところかなw 2024.5.2追記 購入後、何度か使っています。 一つ致命的な癖があることが分かりました。 それは濡れるとブレードの出し入れが最悪出来なくなってしまう事です。 料理で使い、水道で洗ったところ、ブレードの根元のウッドが膨張し ディスクブレーキをかけたようになりブレードの出し入れが渋くなります。 ハンドル材のウッドがそのままブレードを挟む構造になっているのが 根本的な構造の欠陥。しばらく乾かせば元に戻るのですが料理に使えない、 濡らすといけない、そうなるとこのナイフの用途はぐっと狭くなってしまいますね。 ちょっと残念。。。
2024年05月02日05時22分