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    そのボディの大きさからバケペンとの愛称で呼ばれることもある、PENTAX 67。ブローニーフィルムと言われる中判フィルムを使用するカメラで、写真家も愛用する名機です。馴染みの薄い中判カメラですが、多くの写真家から人気を集めているその魅力。 操作が難しく、ハードルが高い中判フィルムカメラ。しかし、PENTAX 67は35mmフィルムカメラのような操作性を実現し、30年以上に渡るロングセラーとなりました。 バケペンとは、お化けのようなペンタックスの略称で、その理由はボディの大きさと重さからきているようです。中判フィルムカメラとは、35mmフィルムより大きなブローニーフィルムを使用するため、必然的にボディも大きくなってしまいます。 しかし、PENTAX 67はあまりにも大きかったため、ユーザーから「35mm一眼レフが化けたみたいなカメラ」とか「化け物みたいに重い」などと言われ、いつしかバケペンという名前が定着しました。 元々中判フィルムカメラはプロ写真家たちが使用するカメラという印象がありますが、中でもPENTAX 67は多くの写真家から愛されているカメラです。 アラーキーこと荒木経惟氏や佐内正史氏など名立たる写真家たちが愛用していることで有名です。最近では、濱田英明氏がPENTAX 67Ⅱを使用していたことから、PENTAX67シリーズは再度注目され始めました。 PENTAX 67は電池が無いとシャッターが切れません。電池はボディの底、中央付近の「BATT」と書かれたところに格納されています。使用する電池は4LR44 6Vです。シャッタースピードダイヤルの近くに電池残量ランプがあるので、細目に確認しましょう。 通称ブローニーと言われる120フィルムを使用するのですが、35mmフィルムと違って金属製の容器に収まってはおらず、裏紙が巻かれているだけなので、取り扱いには注意が必要です。 なので、装填する時は暗所で行いましょう。暗所でボディにセットしてからフィルムを引き出し、裏紙のスタートマークがフィルムレールの120の位置に来るまで巻き上げます。その後裏蓋を閉じで、巻き上げられなくなるまで巻き上げてから撮影を開始します。 また、撮り終えた後に残ったスプールというフィルムの芯を捨てないようにしましょう。この芯が次のフィルムを巻きつける時の芯となりますので、通常は取り終えた後は入れたままにします。 PENTAX 67に対応するレンズは、PENTAX 67マウントに対応したレンズが使用可能です。中判フィルムカメラの場合は1コマ分の面積が35mmフィルムよりも広くなるため、焦点距離と画角の関係が変わります。35mmフィルムの場合は、標準レンズというと50mm前後ですが、6×7の場合は、105mmのレンズが標準レンズの扱いになります。 おすすめのレンズは標準レンズである「SMC TAKUMAR/6x7 105mmF2.4」です。ボケ感に定評があり、シャープなピントと相まって独特の立体感が生まれると人気の名玉レンズです。

    2024年06月16日02時04分

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