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ほとんど散ってしまった三沢川の桜がまだ数輪咲いていました。 桜もまた人の寿命と同じく、早々と散るもあり、咲き続けるもあり。 人気作家として時代の先端を走り続けてきた五木寛之の新刊『折れない言葉』『折れない言葉Ⅱ』を買ってきました。 1年前に90歳で上梓したエッセイ集で、作家は想像力が命だけれど、90歳まで生きて未だ現役の経験値は比類ないもの。 その重さを五木寛之がどう受け止めているのか、初期作品のファンで少なからず人生観に影響を受け、70歳になった身として興味が尽きないのです。