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第三千百九十七作 「聞きなれぬ その花の名を 書きとどめ」 鹿児島県東串良

第三千百九十七作 「聞きなれぬ その花の名を 書きとどめ」 鹿児島県東串良

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    志布志は寂れた終着駅であった かつて、山頭火も訪れたこの地には、句碑がいくつか建立されている そのひとつ、砂掘れば砂のほろほろ、の句碑を詣でて 柏原海岸へ出る 今の時期、ルーピンという花が有名というので、立ち寄ってみたのだが、ちょうど雲が湧き出してしまった

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    • 第三千二百五十二作 「大水の 濁りと巻いて 洗い流さる」 茨城県常陸大宮
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    • 第三千四百十作 「鐘の音 深う深う 秋の深まる」 長野県飯山
    • 第三千九百四作 「旅立ちの 汽車待ち 春はまだ浅き」 岐阜県恵那
    • 第三千四百一作 「風にすすきが しなやかに生きる」 熊本県阿蘇

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