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写真エッセイ:青春と白秋

写真エッセイ:青春と白秋

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    季節には色がある。 青春、朱夏、白秋、玄冬、がそれだ。 それはそのまま人生にも当てはめて例えられる。 きっと植物にも当てはまるだろう。 この画の背高泡立草(もはや背高ではないが)は、黄色の青春期と白い泡穂の白秋期かな。 元気と知恵を補完し合っているように見えなくもない。 共生しているところがうれしい。

    コメント6件

    ペペロンターノ

    ペペロンターノ

    なるほど、春が元気で秋は知恵と。 ならば、夏が情熱(野生?)に対して、冬は冷静(理性?)だとも言えるでしょうか? 両極が「補完」し合う世界。 つまり生かし生かされ合う世界。 「共生」。 人間社会にもそのまま当てはまるような気がします。 考え方、生き方、価値観、哲学・・・、違う者同士が「補完」し合うように努めることを心がけるべきでしょう。 近かろうが遠かろうが、全て地球という船に乗り込んでいる隣人なのですからね(*^。^*) 補足:そう言えば、春=青、夏=赤(朱)、秋=白、冬=黒(玄)という色のイメージは古代中国に由来するんですってね。

    2022年12月09日00時21分

    yoshi.s

    yoshi.s

    ペペロンターノさん 対立することによって発展するというのはヘーゲルの論理ですが、一方、補完し合うことは調和を生みます。  対立は運動を生み、発展につながるが、往々にして争いにもなる。 発展がその結果だとすれば、それは果たして良いことだったのか。 一方、調和は静止に向かい、平和を生む。 しかし人間は、発展しないままの方がよかったのか。ずっと静止していれば、自然の中では滅びてしまう。自然は動いているからだ。  そう考えると、適度な対立と適度な補完、がうまく行われればよい、ということになる。つまり、適度な運動と適度な静止が望ましい。人の一日と同じだ。  さて、人間はその適度なコントロールをしてきたのかといえば、まったくと言っていいほどできなかった。人の歴史は戦争の歴史と言われるほどに対立が多かった。多くの場合、その対立は、アウフヘーベン(止揚)を生まず、ただの制圧にすぎなかった。対立が高じて戦争にまで発展し、相手を殺す。相手の全否定だ。 殺すまでの対立は行き過ぎだ。止揚は、相手を包含する結果であって、全否定ではないのだ。  適度な対立と、そして協調、対話、さらには補完にまで発展すること。それからまた適度な対立が生じ・・、という、適度な対立と補完の弁証法が望まれる(この場合の適度とは、moderateではなく、balanced と解そう)。  世界で、適度(balanced)な対立と補完のコントロールを行うのは国連以外にない。ただし5カ国の特権常任理事国が仕切る国連ではなく、民主議会が最終決議機関となる国連だ。 国連よ、改革を急げ!適度な対立と、適度な補完を以って。 その適度さを誰がコントロールするかって・・? う〜む・・。  何だってそうだ、そう信じた者から始めるしかない。声を上げること。 そしてそれが movement になるまでやり抜くのだ。 こうして、小さなところからでも始めましょう。 季節の色のことは、おっしゃる通りです。

    2022年12月09日21時01分

    ペペロンターノ

    ペペロンターノ

    武道を通じて精神を鍛錬されている方のお言葉には説得力がありますね。 きっと、日頃から実践されているからでしょう。 まさに哲学者。 「止揚」とは、普段は聞き慣れない言葉ですね。 なるほど、簡単に言えば、物事を「否定」しながらもその全てを破棄するのではなく、必要な部分は「保存」し、それを高める、つまり「高揚」させると。 それを実践するのに必要なのが「適度であれ」なのでは?と(勝手に?)解釈しました。 「適度」な〇〇、これは大事ですよね。 ことさら、世知辛い世の中=ネット社会(暴走し過ぎた言論の自由、過度なコンプライアンスネット・・・)にあっては尚更かと。 一字間違えたら「適当」になってしまいますが、それはマズいか(笑 いやいや、この大らかさを失いつつある現代社会、ある意味「適当」という精神も、場合によっては良いのかもしれません。 つまりは大切なのはバランス。 それぞれが「適度」な力で引っ張り合い、バランスを保ちながら少しずつ前へと進む(発展させていく)。 これがシンプルに見えて、実に複雑、実践しきるのは至難のワザなのでしょう。 小さな人間関係ですらそうなのだから、国同士となると尚更です。 そう考えながら、もう一度この画を眺めてみると、まるで草花たちがシュプレヒコールを上げているようにも感じられます。 自分たちの立場から一方的にわがままに声を上げているのではない。 互いの存在を認め合い、生かし合おうとする調和への意志が感じられます。 声を上げているのは人間だけにあらず、人間こそがこの世で唯一無二の存在だと思うなかれ・・・な~んてね(笑 今あらためて、森羅万象を尊び、そこに真の「知恵」を見出すべきなのかもしれません。 足元にこそ、本当の「先生」がいるのだから・・・。 とまあ、まとまりのない長文、乱文大変失礼いたしました(^_^; さてさて、今年の漢字一字は「適」にしましょうか?(笑

    2022年12月10日03時59分

    写楽旅人

    写楽旅人

    背景のさざ波が素敵を演出しています! 白と黄色の花が映えています。

    2022年12月10日12時51分

    yoshi.s

    yoshi.s

    写楽旅人さん ねえ。さざ波がいいですよね。 青春と白秋は人生の季節。 さざ波に時の流れを象徴させたつもりです。

    2022年12月10日14時09分

    yoshi.s

    yoshi.s

    ペペロンターノさん おっしゃる通りです。 長文に長文でお付き合いくださり、ありがとうございます。 こんな会話ができるのが嬉しい。 いいですね。今年の一文字は、適、にしましょう。決して、敵、ではなくてね。

    2022年12月11日00時07分

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