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豊臣治世の頃、紀州征伐で比叡や根来のように争うか否かと高野山で紛糾した時、木食応其(もくじき おうご)の考えと同じくする、毘張尊と名乗る天狗がこの杉木立に現れて和睦を勧めた伝説があります。 罰当りにも数年後、秀吉は高野山で大政所の法要を催した際に、禁忌とされる笛 太鼓を用いた能楽を奉祀。その折に突然の荒天 雷鳴に、空海の怒りに触れたと畏れ慄き、馬で急ぎ山を降って逃げ帰った話もあります。 私見ですが、寺前には参詣道の「小辺路」が通っています。 毘張尊、天狗≒山岳修験者だったのではと思いました。