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写真エッセイ:墓掃除の帰り道:NTW374

写真エッセイ:墓掃除の帰り道:NTW374

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    B

    風の渡る橋の上で思った。 墓掃除は行だ。 盆の季節は、掃除というより、草むしりだ。春秋の彼岸は大したことはないが、夏の草はすごい。 今どきの石で覆われている墓では草むしりの苦労はないかもしれぬが、私の家の墓のように土の部分が多い墓にはただならぬ草が生える。 暑いさなか、ひたすらに草を抜く、むしる、刈る。捨てる。 寺僧が作務と称する境内清掃等を行う意味がよく分かる。これこそが行為による心の学び、修行だ。 むかしは苦だった。しかし今では充実感を覚える。 行の功徳がやっと分かって来た。

    コメント2件

    ♪tomo♪

    ♪tomo♪

    実家のお墓も土なので草が夏は生えます。今夏はコロナ拡大で帰っていないので草むしりは弟が行ったと思いますが。学生の時は高校の帰り道にお墓参りに行ったりしていました。 お墓には小さな木?が植えてあり その剪定もしないとならないので 一仕事です。 夏の暑い日だとそれこそ汗びっしょりになりますね。

    2022年08月23日13時10分

    yoshi.s

    yoshi.s

    ♪tomo♪さん そうですか。ご同様ですね。 でもそれがお盆の行だと思えるようになりましたよ。 作務を終えて寺を出る時には、心に風が渡るのです。

    2022年08月23日22時14分

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