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写真掌編:龍馬異聞・その後

写真掌編:龍馬異聞・その後

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    大政奉還が成ったことで、龍馬は自らの描く新しい日本ができると思っただろう。仮に徳川慶喜が主導する新政府だったとしても、雄藩諸侯の入る議会ができれば、近代国家の第一歩だ。あとは西洋に学べばいい。 「そうしたら、わしは大型の蒸気船を一艘買うて、貿易をしながら世界中を歩き回る」。「もちろんお龍と共に」 龍馬はそんな夢を見ていたに違いない。 しかしその矢先に、龍馬は凶刃に倒れた。龍馬も無念だが、ファンとしても残念だ。 さらに時代は、龍馬の思いとは裏腹に、戦乱の世へと入っていく。 *下につづく

    コメント3件

    yoshi.s

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    龍馬異聞・後日談  大政奉還をしても、他の雄藩諸侯に対する将軍慶喜の優位は変わらなかった。 薩摩の西郷や大久保は、これを転回するために岩倉具視らと語らって、朝廷から将軍職辞職の受理、幕府の廃止、雄藩指導者による新政府の設立などの勅許を得た。王政復古の大号令である。15歳の明治天皇は、直近の公家の上奏を受け入れるしかなかったのである。  これに反発したのが親藩御家門大名であった會津藩や桑名藩であった。ここに至って、将軍慶喜は兵を挙げざるを得なくなり、鳥羽・伏見の戦いが始まったのである。戦乱は以後1年半にわたる戊辰戦争へと続き、残念ながら龍馬の描いたような日本の平和的政権交代は成らなかったのである。  後世、江戸城の無血開城が知られるようになったことで、江戸幕府から明治新政府へと、平和的に政権交代が行われたかのような印象があるが、実は1年半の長きにわたる内戦を経ての、新時代到来だったのである。  そしてまたこの新政府は、世界を舞台とした、諸外国との戦争の時代へと突入していくのである。  了 2022.8.2

    2022年08月07日15時16分

    頑張れ!てんちゃん

    頑張れ!てんちゃん

    たぶん幕府の官僚に相当する人たちは、既存の制約にがんじがらめに縛られて能力が発揮できない状況だっただけで、薩長などの田舎大名のスタッフよりは、はるかに知性も教養もあったと思います。それを一回おっぽりだして、田舎大名だけd組織を作り、それから在野の人を組み込んでいった。その間たくさん有能な人が殺された。 平和裏に政権移動があって官僚は使えたとするなら、明治はもっとスムースうに近代国家になっていたでしょう。

    2022年08月08日01時38分

    yoshi.s

    yoshi.s

    頑張れ!てんちゃんさん 歴史に if は詮無いことですが、おっしゃるように、平和的な改革であったなら、その後の日本も随分と様相が違ったかもしれませんね。 しかし薩摩や長州にとっては、それでは自分たちに浮かぶ瀬がないと見たのでしょう。それで、維新、つまり革命を起こしたのですね。 頑張れ!てんちゃんさん、このこんがらかった幕末の物語を読んで下さり、その上、時時にコメントを下さったこと、本当にうれしく思います。ありがとうございました。

    2022年08月08日09時01分

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