滋賀県大津市穴太 『古事記』にいう。 「若帯日子天皇(成務天皇)、近つ淡海の志賀の高穴穂宮に坐しまして、天の下治らしめしき」 成務天皇は景行天皇の皇子で倭建命の異母弟。天皇としては13代目にあたるとされる。 記述が事実とすれば、大和盆地以外ではじめて天皇の宮殿が置かれた地ということになる。 周辺からこのことを実証するような遺構は見つかっていないが、境内には東郷平八郎の揮毫による宮跡の石碑が建つ。

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