ご隠居鳥
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ウマオイがツバキの花に潜り込むようにして動きません。 もう二日もこの姿勢です。 秋も深まり、冷え込みも厳しくなった今日この頃。 彼もここを終の場所と選んだのかも知れません。 やがて散る運命のツバキも、優しく彼を胸の中に抱きしめているようです。 「君よ我が胸で静かに眠れ」と。 数日後に訪れると、ツバキの花も居なくなっていました。 ♪いのち短し 恋せよ乙女 あかき唇 褪せぬ間に♪