聖王ジャヤバルマン７世によって建てられた仏教寺院ではあるが元々は聖王が数多く建てた病院の一つである。人工池の中心に中央祠堂がある。この池で人々は沐浴をすると病気を治ると信じて居たらしい。ヒンズー教徒が聖なるガンジス川で沐浴する習慣があるがそれと類似した考えがある。

コメント4件

yoshi.s

聖王は病院をいくつも建てたのですね。民の味方だったのですね。

2021年11月27日09時03分

ある男の写真日記

この小さな建物が病院なんですねぇ。しかしそれぞれのお写真の解説が素晴らしいです。とても分かりやすいです。ただ歴史が無知ですので聖王とかは分からないです。(笑

2021年11月27日09時49分

Khmer

Left alone様、これは仏教寺院の中央祠堂で池の周りに病院としての施設がありました。ジャヤバルマン7世はアンコール王朝の基盤を絶対的な存在にし、その隆盛期を迎えた王ですが特に人々の為を想い、仏教思想の慈悲をもって政を行った事で聖なる王、聖王と呼ばれております。現代カンボジアでも多くの人々に愛されている王様です。

2021年11月27日11時04分

Khmer

yoshi.s様、チャンパ軍（イスラム教徒）の侵略に勝利した聖王はそれ以来アンコール王朝の隆盛期から黄金期の間に全国に２００以上の病院を建てたとの事です。それ以外にも稲作の産業化、トンレサップ川地域の治水工事その他の今で言う公共事業を展開された様です。特に病院では自ら病人の世話をした庶民派の王であったようです。

2021年11月27日10時56分

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