巴錦は、花弁の内側が深紅、外側が黄金色の大変豪華な色が特徴の古典菊です。現在栽培されている観賞菊の寿命は意外に短く、ほとんどの品種は10年以内に名前が消えてしまいますが、巴錦は葛飾北斎が好んだ菊で、北斎の絵に描かれていますので、130年以上の寿命を保っている珍しい長寿の菊です。加賀のお殿様が参勤交代の途中、長野県の小布施に立寄られ、そこに飾られていたこの菊を大変お気に召して、名前をたずねられたが答えられなかったので、殿様はこれより「巴錦」と呼ぶように、と命名されました。小布施は北斎ゆかりの地でも有ります

コメント8件

５０１

花弁が美しいですね。殿様が命名するのもうなずけます(^o^)

2021年11月12日08時12分

ソチ子

花弁が独特ですね。 長寿の菊ですか？縁起が好いですね。 殿様菊ですね。

2021年11月12日08時40分

sam777

５０１さん、コメントありがとうございます。この菊は小布施で初めてみました。町の小さな会場が巴錦で埋め尽くされて壮観でした。

2021年11月12日09時59分

sam777

ソチ子さん、コメントありがとうございます。薔薇では花弁の裏表の色が違うのは良く見ますが、菊では珍しいですね。それも、赤と金でゴージャスですよね。

2021年11月12日10時01分

michy

名前に相応しい華やかさで目を奪われます。 巴錦の命名のお話など楽しく読ませて頂きました。 長寿のためには小布施の方々が栽培に努力されているのでしょうね。

2021年11月12日10時16分

sam777

michyさん、コメントありがとうございます。東京では中々見られない古典菊を湯島天神で見ることが出来ました。

2021年11月12日10時22分

カフェじい

これを艶やかと言うのですね。 撮り方もナイスです。

2021年11月12日13時37分

sam777

カフェじいさん、コメントありがとうございます。江戸時代から続く豪華絢爛な菊です。

2021年11月12日14時55分

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