kenz
ファン登録
J
B
金沢をこよなく愛する小説家の五木寛之氏が、小説『金沢あかり坂』の中で、ここを「あかり坂」と名付けました。坂下にある石標には「あかり坂は、また、上(あ)がり坂の意(こころ)でもある」とあります。 小説の中で主人公“凛”は「あかり坂は、あがり坂」。そうつぶやきながら、坂の石段を一歩ずつのぼっていきます。“上がる”は階段を昇る、という意味だけでなく「人生を上げていく」という意味だったんだと思います。