15時を回ると人も極端に少なくなる。ハイマツの中に白樹のダケカンバが茂り、ガスが斜面を降る。そんな状況を撮影した一枚。標高2,210ｍ、形態の電波もない。これから深夜にかけて抜けるとよんではいるが、上方はなかなかガスの切れ間が出てこない。高度計と気圧計を頼りに楽しんだ。輝度差を調整し普段より強めて撮影しています。

コメント4件

うめ太郎

高地では、既に落葉も進み晩秋の風景なのですね。何か、自然の厳しさを感じさせる作品も良いなあを思います。少し離れたところにある輝くような黄葉も素敵ですね。

2021年10月15日06時20分

うめ太郎さん　今晩は。何時もコメントお寄せ頂き有難うございます。乗鞍岳のピークは9月の終わり頃から10月初旬　黄色く彩付くダケカンバと葵山並み標高が2,000ｍを超えているので晴れていれば空がとても印象的です。樹林限界に近いので、樹木の生育もとても遅く、また大きくには、根を伸ばすことが前提になり、山体に出来た亀裂や窪みに限られますので、おのずと厳しさがあるのだと思います。ピークを少し過ぎた頃合いのこの景観楽しませて頂いています。有難うございます。

2021年10月16日18時38分