オジロサナエの打水産卵を今シーズン中になんとか撮影できた．ただ，撮り逃したくないという心理が強く働き，攻めの撮影ができず，証拠レベルの写真となってしまった．来年撮影する機会があれば，もっとアグレッシブに行きたい．

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ikimonowalk

オジロサナエとヒメサナエはともに河川上流域に生息する小型のサナエトンボ．オジロサナエは写真のように極めて浅い水面に打水産卵する．水の流れはちょろちょろといった感じ．一方，ヒメサナエは水深10～20cmぐらいの浅い瀬で水面に打水産卵する．

2021年08月30日22時15分

ikimonowalk

♂は産卵にやってくる♀を捕まえ交尾をしようとする．そのため，♂は♀が産卵しそうな場所で待ち構える．オジロサナエとヒメサナエでは上記のように産卵場所の好みが異なるため，♂が待ち構える場所も基本的に違ってくる．両者の♂が同じような場所で縄張り占有するケースは, それぞれの好む産卵場所が隣接している場合だと推測している．

2021年08月30日22時16分

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