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倉庫を整理して、父親から譲り受けた古い木製の工具箱が空になったので解体して捨てることにした。解体し始めて、妙に釘が抜けない。力任せに釘を抜いてよく見たら、釘の表面が錆びている。【下に続く】
onesiさん、コメントありがとうございます。 数十年前の疑問の答えが、突然目の前に現れることってあるんですね。理屈の積み重ねより経験の積み重ねの尊さを実感します。
2021年08月31日11時06分
あと付け加えますとネジ釘は抜けづらいようにスクリューの形をしてます。 これはすぐに抜けるとマズい時に使いますね。一時的に釘を打って後で外す必要がある時は 抜けやすいようにストレートな表面の釘を使います^^
2021年09月03日16時14分
錆の具合が違ったり、ちょっと曲がってたり、 画としてもとても面白いのですが、 「錆びた釘の話」がとても印象的でした。 両手使ってるから仕方なく口にくわえてると思ってましたからね。
2021年09月04日18時34分
おま。さん、コメントありがとうございます。 両手が塞がっているので口にくわえるんだと思いますが、大工さんはそれが建造物にとってマイナスにはならない事を言いたかったんでしょうね。
2021年09月04日19時37分
Blue Man
【続き】 思い当たることがあった。子供のころ、家の近くで新築の住宅工事があると、よく見に行った。大工さんは口に釘を一杯放り込んで、それから舌を回して口から一本づつ釘を出して金づちでうつのである。その後、機会があってある老いた大工さんに、口に放り込んだ釘のことを聞いて見た。「口の中で湿らせた釘は錆びて抜けにくくなる。」という話であった。その時は不思議に思った。錆びた釘は瘦せて折れやすくなるのではないか。 しかし、今目の前にある釘は表面だけが錆びている。口に含む程度で釘は折れるほど腐食しないのだ。程よく表面が錆びて抜け出る抗力を増す。大工さんの経験に裏打ちされた知識は尊い。
2021年08月30日18時24分