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タクマーというブランドは、旭光学(ペンタックス)が自社レンズに用いたもので、やがて 完全自動絞り機能を実装したアサヒペンタックスS3の登場に合わせてスーパータクマーと 改称され全盛期を迎えました。レンズマウントはM42スクリューのままでしたが、解像度等の レンズ性能は高く、愛好者も多く居ました。今日は、そのうちの150mmF4、5群5枚構成という 比較的生産本数の少ない望遠レンズに中間リングを組み合わせて接写時の性能を調べてみました。 (花びらのデテールも良く再現されていると思います。)
7be4様 こんばんは コメントを有難う御座いました。 仰る通りです。 M42マウントのタクマーレンズには捨てがたい味があります。 1970年代のカメラ毎日別冊のカメラ・レンズ白書によれば、 千葉大学工学部で国内各メーカーのレンズを総合的に評価した結果、 各焦点距離別にランク付けをすると、タクマーレンズが圧倒的に 高評価でした。 この150mmも第四位の高評価です^^。 いま、オールドレンズで撮影するのがブームのようですが、 ノスタルジーと言うか、懐かしさが込みあげて来るのですよね。 ご隠居鳥 拝
2021年08月21日22時05分
pinbokepapa様 おはようございます コメントを有難うございました。 ライカは各レンズ毎のブランド名を付けていました。 曰く、スミター、ズマリット、ズミクロン・・・。 標準レンズですら、愛称(ブランド名)がありました。 ツアイスはレンズ構成を名称にしていました。 テッサー、ゾナー、プラナー・・・ キャノンのレンズブランド名は「セレナー」です。 初めてライカのレンズをコピーしてレンズを自社製造した際に、 セレナーの名称を付しました。 沈胴式の「ズミター」コピーレンズで、描写まで似ていたそうですが 解像度は本家には及ばなかったそうです。 流石に恥じたのか、その後に数本はセレナーの名を付した望遠レンズを 出したのですが、それを廃してブランド名を付けなくなりました。 田中長徳さんの「カメラに訊け!」という著書(ちくま新書、2009年)の 第一章に「あなたの愛機はブランドですか?」との表題で、ライカと 他のカメラの違いが記されています。 結局、カメラのブランドとして残ったのはライカだけで、雨後の竹の子 のようにライカをまねしたカメラ・レンズを作った日本メーカーが付けた ブランド名など後世に何も残らなかったと結論付けています。 ライカの社長は、日本カメラの輸出攻勢に、「わが社が売るものはライカ というブランド名しかありません!」と自嘲気味に述べたそうですが、 ブランド名が如何に重要かは欧州の老舗企業を見渡せばわかりますね^^。 ユニクロは、王侯貴族は着ませんし、着ていて誇りを持てませんものね。 所詮は「貧者のブランドもどき」です^^。 ライカの社長さん、本心は日本メーカーの商品戦略を揶揄したかったのです。 私が皆様のお写真を拝見する際には、「撮影者の意図」を大切にします。 機材、フォーカス、レンズ特性(あまい描写等)はあまり気にしません。 確かに目の覚めるように解像したお写真に出会うこともあり、それはそれで 素晴らしいとおもいますが、写真として感動はしません。 「なるほどお金持ちなのね、お幸せですね。」 ただ、それだけの感情です。 写真は瀉心。 心がこもっていないものは「ただの画像」だと私は思います。 ご隠居鳥 拝
2021年08月22日05時56分
pinbokepapa
ライカやツアイスにはレンズに名前があります。 日本のカメラメーカーのレンズにも名前があります(ありました)。 旭光学 タクマー 日本光学 ニッコール ミノルタ ロッコール オリンパス ズイコー コンタックスの前身ヤシカ ヤシノン キャノン そう言えばキャノンだけありません? 懐かしいですね。 オールドレンズの描写を楽しむのも良いですね。 小生眼力が無いので、細かな描写力は判りませんが、無いのはAF・手振れ補正。 あまい描写が逆に良く感じることもあるのではと思います。
2021年08月21日16時27分