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「辞世の句」水洟や鼻の先だけ暮れ残る 芥川龍之介

「辞世の句」水洟や鼻の先だけ暮れ残る 芥川龍之介

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  • はたらけどはたらけど猶(なほ)わが生活(くらし)楽にならざりぢつと手を見る 啄木
  • 非凡なる人のごとくにふるまへる後のさびしさは何にかたぐへん 石川啄木
  • うぬ惚るる友に相槌うちてゐぬ施与(ほどこし)をするごとき心に 石川啄木
  • 物流の人郵便配達の人あなたがたに支えられをりわが生活は 小池光
  • 宗次郎におかねが泣きて口説き居り大根の花白きゆふぐれ 石川啄木
  • おめでとうございます!!!!!!!
  • 比喩として「希望」は「深き絶望」に変質したる秋ぞジパング
  • サンマルクカフェにて  寸刻を惜しむにあらぬ午後にして白玉パフェを楽し傲慢
  • 見棄てられたる冥暗や沖縄に移り住みたり松野大介 藤原龍一郎
  • R・フジワラ真理省記録局勤務二重思考の成績B下
  • スマホ操る君の行為はすでにしてビッグ・ブラザーに監視されている 藤原龍一郎
  • ニッポンの思考停止や終電の銀の車体に夜の雨降る 藤原龍一郎
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  • 「辞世の句」水洟や鼻の先だけ暮れ残る 芥川龍之介
  • 夕闇に顧みすれば佐伯裕子はとろろあふひの花に似ている 花山多佳子
  • しら玉はくろき袋にかくれたりわが啄木はあらずこのよに 与謝野晶子
  • 哀草果贈りくれし綿入われは著(き)てあたたかき午後をりをり脱ぐも 斎藤茂吉
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  • 「サラダばかり食べているのでつむじから芽が出るかもと」妹のメール 生沼義朗
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「辞世の句」 水洟や鼻の先だけ暮れ残る 芥川龍之介 芥川の自死は昭和二年(一九二七)七月二十四日(三五歳) 芥川の命日・七月二十四日は「河童忌」と呼ばれる。

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