夏の朝の顔役と言えば、そう、この人しか居ません＾＾。 日の出ごろから咲き始め、こちらが目覚めて新聞を取りに出るころには、 涼やかな着物で、「おい、起きるのが遅いぞ！」と出迎えてくれます。 ニコンFが登場したころからの信奉者にとって、ニコンレンズへの信頼性は その澄明で自然な描写力と、何よりもユニバーサルマウントで半世紀を過ぎた 現在でも昔のレンズ資産が使えることに尽きます。 朝の空気感を表現したくて、今日はこのレンズを選びました。

コメント4件

光画部R

シャープな描写をもたらすNIKKOR 失敗の少ない写真が撮れるNIKON　F　・・・ レンズはいまでも使えて、Fもシャッターがおりますよ、けど、フォトミックは、もうアカンかな また、古いNIKKORでも持ち出しましょうかね。＾＾

2021年07月25日19時03分

ご隠居鳥

おはようございます 拙作にコメントをお寄せいただき有難うございました。 日本の大手カメラメーカーは、大戦時は殆どが軍需産業で、兵器に関連した光学機器を製造 していたのはご存じの通りです。敗戦後、民需に転換してカメラやレンズの製造を始め ましたが、各カメラ・レンズメーカーが無秩序にブランド名を設定した結果、中小まで 含めるとAからZまでブランドがひしめいていました。曰く、Nikkor、Topcor、Rokkor、 Takumar、Hexanon、Sun、Komura、Soligor、Makinon、Tamron、Tokinar、Sigma、 Rikenon etc. 社名や地名の語尾に-orを付してブランド名にしたようですが、かろうじて 現在まで名を留めているのはNikkorや後発のレンズ専門メーカーだけでしょうか。 他のメーカーは途中でレンズをブランド化するのを止めていますので、私もあえて Nikkorとは呼ばず、ニコンのレンズと呼んでいます。ニコンには、ライカのように 後世まで語り継がれるような名玉はありませんものね。伝統ある筈のNikonでさえ、 国内生産では立ち行かなくなっている。田中長徳さんは名著「カメラに訊け！」の、 あとがきで「ライカの命永く、デジカメの命短し」と痛烈に、そのような 日本メーカーのカメラ・レンズ作りに対する姿勢を皮肉っています。 いま、オークション等を覘けば、日本メーカーが無節操に作りまくったレンズの山が、 十羽ひとからげ1円で競売にかけられています。Ernst Leitz（ライカ）やCarl Zeiss （ツアイス）は個々のカメラ・レンズに明確な個性があり名称を付して大事に育て、 それを使う人々も喜びと誇りを持ってシャッターを切っています。ライカの社長は、 日本メーカーの怒涛のような輸出攻勢に、「わが社の売るものはブランドしかありません。」 と言ったそうですが、それは自嘲ではなく、個々のカメラ・レンズに個性を持たせ、 それを誇りとしてブランドを育てて来たからに他なりません。 コンピュータ設計のオートフォーカス・ズームレンズは確かに解像するし収差も良く 修正されています。でも、ドイツのカメラメーカーが大切にしたような「個性」は あるのでしょうか？ PHOTOHITOに投稿された作品を拝見しても、「素晴らしい解像力ですね！」とは感嘆しても、 田中長徳さんが前述の著書で表されたように「いったいなにを撮りたいの？」と問いたく なる場合が多いと思います。ただの「映え」を狙うのも個人の趣味の問題ですので、 口は挟めませんが、心に響かない画像は、所詮、その場のウケで終わってしまいます。 私は、レンズの個性を見つけて、それに見合った被写体を選び、自らの心の内を画像で残す、 「写真は瀉心」を心掛けています。 簡単ではありませんし、道半ばですが・・・。せめて、命のある内に。 御隠居鳥　拝

2021年07月26日11時05分

クメールの風

確かに比較的ひんやりした清々しい夏の朝の空気感が出てますね！ ボケ感もいいですね～（＾－＾）

2021年07月27日20時40分

ご隠居鳥

三流京都人様 こんばんは コメントを有難う御座いました。 右奥にある朝顔をもう少し浮き立たせたかったのですが、 絞り込むと手前の朝顔の柔らかさが消え、背景もうるさく 浮き出て来るのでこの一枚を投稿させて頂きました。 長焦点マクロの難しさです＾＾。 御隠居鳥　拝

2021年07月27日20時58分

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