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- アサヒナカワトンボ 交尾直後のペア
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交尾直後のアサヒナカワトンボのペア。 橙色の翅をした方が♂。
写真のアサヒナカワトンボの橙色翅型♂は♀の近くにとまり、催促することなく産卵が始まるのを静かに待っていた。その姿は「早く産卵してもらいたいが、♀を気遣ってじっと我慢している」ように見え微笑ましい。産卵が始まると♂は♀を警護し、近づいてくる♂を追い払っていた。ただし、♀が産卵をやめ石の上で休み始めると、この♂は♀に体当りし産卵を促した。
2021年05月17日19時07分
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トンボの受精は交尾時ではなく、産卵時に行われる。また、アサヒナカワトンボの橙色翅型♂は産卵中の♀を他の♂に奪われないように警護することが多い。 オオシオカラトンボ♂も産卵する♀を警護し、交尾後すぐに産卵が始まらないと♀に体当りし産卵を促すことがよくある。♂としては交尾後すぐに産卵してもらい、自分の精子での受精を早く確定したいのだろう。とっとと産卵してもらい警護タスクを終わらせ、他の♀との繁殖行動に移りたい思いもあるのかもしれない。
2021年05月17日19時07分