クロイトの産卵は主に連結して行われるが、単独産卵も時々見かける。この日、4頭の♀の単独産卵を観察した。いずれも連結産卵の途中で♂が連結を解き、単独産卵へ移行するケースだった。 1件はカメラを近づけ過ぎたため、♂が驚き連結を解いた可能性が高い。もう1件は雌雄共に水面下の連結潜水産卵で、途中で♂が連結を解き水の中から飛び上がった。残りの2件は♀のみ潜水する連結産卵で、しばらくすると♂が連結を解いた。 連結産卵時、♂が連結を解くタイミングと潜水産卵とは相関関係があるのだろうか。

コメント3件

ikimonowalk

クロイトの単独産卵は♀が単独で自発的に水辺へ向かい産卵を始めるケース(自発的単独産卵)が多いと思い込んでいた。実際は思っているよりも自発的単独産卵はずっと少なく、連結産卵から単独産卵に移行したケースを観察していることが多いのかもしれない。

2021年05月11日22時05分

atsushi

私も、ホソミイトトンボの観察をしていて、全く同じ様な状況を観察しています。 仰っている事が、理屈に合いそうですね。

2021年05月12日06時01分

ikimonowalk

いつもありがとうございます。 なるほど、ホソミイトもですか。 ホソミオツネントンボもたまに単独産卵を見ますが、連結から単独への移行なのかもしれませんね。 自発的とのイメージが未だに強いのですが、ギンヤンマの単独産卵はどうなのでしょうね。 注意を払って観察していこうと思います。

2021年05月12日18時33分

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