yoshi.s
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J
B
私の町には高速道路が通っている。常磐自動車道だ。 家からさほど遠くなく、目を遣れば見える。 散歩中に夕日が沈みかけ、山の端がきれいなので眺めていると、高速道の橋梁が陽に映えていた。よしあれを撮ろう、と思ってそのまま近くまで足を伸ばした。 換算210mmで覗くと、橋梁に当たる陽もきれいだったが、その向こうの山に嵐気が立っているのが見えた。 山に立つもやを嵐気(らんき)と言う、と子供のころ父に教わった。それ以来、嵐気を見るとなんだか力づけられるような気がする。あそこで父が見ている、とすら思えるのだ。
嵐気というのですね、いつかは忘れましたが、あれは龍なのだと教えられたことがあります。 未だに見かけると龍がそこにいるような気がしていましたが、これからはyoshi.sさんのお父様がyoshi.s少年に語りかける場面が目に浮かびそうです。
2021年05月07日13時46分
はなてふさん はい。ぜひ。 嵐気、初めて聞かされた時にはどんな字を書くのかも知りませんでした。ただの、らんき。でも父のその語感が心に残ったのです。 雨が降って山が水を吸い、1〜2日後に晴れると、その水が蒸発するのです。 ですから、峰と峰の合間の谷になっているところから上がることが多いのです。この画でもそうでしょう?それがやがて峰全体に広がっていくこともあります。 その上がる様は、上のHATTUさんのコメントにもある通り、まさに竜が天に昇っていくようでもあるのです。
2021年05月07日22時12分
ぶっちゃん
新しい気持ちが湧き上がる様ですね^^ 光には人の心まで変える力がありますね〜
2021年05月07日12時14分