ご隠居鳥
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➆ 大戦に向かっていた1930年代以降は東京光学機械(現・トプコン)、高千穂光学工業(現・ オリンパス)、富岡光学器械製作所(後の京セラオプテック)、榎本光学精機(現・富士フイルム)などが日本軍の光学兵器を開発・製造しており、そのすべてが終戦後は民生用のカメラ産業に 転換しました。陸軍系企業の東京光学と、海軍系の日本光學は、軍需光学機器製造の双璧として 「陸のトーコー・海のニッコー」とも謳われていたようです。 (富士ケ嶺より望む富士山:⑧へ続く)
sho-butterfy様 おはようございます。 重厚なコメントを頂戴し、有難う御座いました。 人類の文明は「夢」を形として「現実」に変えることで進化して来ました。 戦後の日本のアニメに、手のひらサイズのデバイスで、基地と通信するシーンがありました。 あのようなものが「夢」であり、PHS、ガラケーと改良を重ね、現在の形はスマホが「夢」 です。やがて、それもさらなる小型化、ウエアラブル、生体埋め込み型へと進化し続ける ことでしょう。国内の医療機器分野は、高齢化の加速で、いまは拡大していますが、もともと 小さなπで、今からニコンが参入して、トプコンを始めとした先行各社に追いつけるのか? 高齢化が進む中国に進出しても、欧米の医療機器先進国に勝てるでしょうか。 国内市場だけを見据えれば良い時代ではなくなっているので、外人の経営者を招請しても、 「食い物」にされることが多く、最善の策ではありません。 結局は、明治時代のように、大望を持って世界を駆け回り、理想を実現できる若者を 輩出しなければ日本の未来はないでしょね。 老人支配の経験主義社会を打破しなければ、衰退するばかりだと思います。 ご隠居鳥 拝
2021年04月11日05時45分
sho-butterfy
まさにその通りの分析でございます。トプコンしかり、オリンパスしかり、ついには日立の大型画像診断機器まで飲み込んだ富士フィルムしかり、医療などの陸軍、海軍並みに要求レベルの高い領域に乗り出し世界をリードしました。画像撮影産業が光学産業から電子デバイス産業となるなか、旧来事業の切り捨てをしても、世界をリードする技術コア作りと戦略がとれたかどうかが、今の明暗を分けておると考えております。
2021年04月10日21時07分