見たことがない蛾(前翅長23mm)が、ガード下の薄暗く小汚い灯火にとまっていた。翅の色・模様がメタリック調で未来感のある蛾と、昭和を感じさせるような寂れた雰囲気の場所があまりにもミスマッチで不思議な感覚に陥った。 蛾を持ち帰り名前を調べると、アヤトガリバかオオアヤトガリバのいずれかとわかった(いずれもカギバガ科トガリバガ亜科)。以下の点からオオアヤトガリバと判断した。 (1) 前縁から後縁に走る白い斜線が細め。 (2) 環状紋・腎状紋を縁取る白線がくっきりしていない。

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