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富士山上空を旅客機が飛行する姿を見るたびに思い出すのが1966年3月5日に起ったBOAC (英国海外航空)のボーイング707-436型空中分解事故です。羽田空港を離陸し巡航高度に 上昇中の14時15分ごろ、静岡県御殿場市上空付近4,600 mを飛行中、乱気流に遭遇して機体は 空中分解、御殿場市の太郎坊付近に落下しました。自衛隊員や地元民の多くが事故の瞬間を 目撃し、救助に向かいましたが、生存者はゼロでした。この独立峰は、遠くから見る分には 神々しい姿ですが、魔の山でもあるのです。
相合傘様 こんにちは コメントをいつも有難く拝読させて頂いております。 この事故が起きた1966年(昭和41年)は、日本人が海外旅行を気楽に出来る時代では ありませんでした。乗客はほとんどがアメリカ人で、富士山を眼下に見せたかったのが ルート変更の理由だと思います。戦時中、アメリカ軍はB29で富士山に赤いペンキを撒いて 赤富士を演出し、日本人を恐怖させようと計画したようです。あまりにも費用が掛かるので 止めたそうですが、戦勝国の米英としては富士山を睥睨するのは快感だったのかも 知れないです。 事故はまづ主翼が捥げ、次に機体がバラバラに分解したそうです。独立峰の富士山周辺は 常に強風が渦巻いていますが、特に御殿場側上空は風速が加速されて乱気流です。 傘雲や吊るし雲が発生し易いのも御殿場から箱根上空です。 剣が峰の測候所にヘリコプターを使ってレーダードームを上げた時は、命がけだったそうです。 その姿からは優しさを感じますが、侮ってはならない山ですね。 ご隠居鳥 拝
2021年02月25日13時41分
ご隠居鳥
参考文献 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8B%B1%E5%9B%BD%E6%B5%B7%E5%A4%96%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F%E7%A9%BA%E4%B8%AD%E5%88%86%E8%A7%A3%E4%BA%8B%E6%95%85
2021年02月25日09時50分