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トラムは行き先にDottendorfと表記されていますが、最終の停留場名はBonn Quirinusplatzです。 ドッテンドルフ地区のキリヌス広場といところなのですが、その広場の名前の由来がこの聖キリヌス教会で直ぐ横にあります。 この教会、今の姿は19世紀のものらしいのですが、その起源は9世紀にまで遡るようです。 ヨーロッパでは集落毎に教会が必ずあり、そこにその土地の支配者が必ず関わっています。 その歴史を辿るのはキリスト教の歴史と絡みなかなか難しいので、今回はこの程度にしておきましょう・・・
ちなみに、今のポッペルスドルファー・アレーの住まいに来る前、ボンの郊外のドランスドルフという地区に1年ほど住んでいましたが、そこにもここを治めていた騎士のドランスドルファー城という小さな館が残っており、やはり直ぐ横に教会がありました。 このパターンを知っていると、教会の近くに館か城があるかも?と注意深く周囲を見始めますね(^_^) 教会は尖塔があるので探しやすいですしね(^_^)
2021年01月17日16時40分
TR3 PG@
ちなみに、ドイツ各地には○○ドルフという地名が沢山あります。 ドルフdorfというのは“村”という意味で、ドッテンドルフは“ドットの村”という意味だそうです。 こういう集落はヨーロッパの支配階級の戦闘団上級階級の騎士が地方を統治していた単位であることが多く、そこにキリスト教も絡んで、騎士の館や城と教会がセットになっていることが多いですね。 調べてみると、ここドッテンドルフもこの聖キリヌス教会の直ぐ近くにドッテンドルフ城という騎士の館があったらしく、まさにこのパターンの集落だったようです。
2021年01月17日16時17分