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先日載せたシジュウカラガンですが その後田んぼに雪が積もってしまい 残念ながら正月休み中は姿を見せませんでした。 そんなわけで5枚前と同じ時の撮影です。 この鳥は千島列島北部からアリューシャン列島にかけての島々で繁殖して 千島列島の個体群は日本など東アジアで アリューシャン列島の個体群は北米大陸で越冬していたと考えられています。 ところが毛皮の採取を目的に放されたキツネに捕食されてしまったことなどから 一旦は絶滅したと考えられていました。 コメント欄に続く
tuvain73さん ありがとうございます^^ 鳥の古い羽根が抜けて新しい羽根に生え変わることを換羽といいますが ガン類の換羽は、一斉に古い羽根が抜け落ちるので 新しい羽根に生え変わるまでの間は飛べなくなってしまうんです。 このため換羽期は、外敵が近づけない大きな湖で集団で過ごしたり もともとキツネなどの外敵がいない島で繁殖したりするわけなんです。 このシジュウカラガンの場合 もともとキツネが生息していない島で繁殖していたわけなんですが そんな場所にキツネを放してしまったので 絶滅寸前まで数が減ってしまったわけなんです。 キツネには全く罪はなくて 何も考えずにキツネを持ち込んだ人間が悪いんです。
2021年01月04日23時07分
spadaさん ありがとうございます^^ もともと我々が彼らを絶滅寸前にまで追いやってしまったのだから 我々の手で元に戻さなければならないのは当然のことですね! まだまだ予断を許されない状況ではあるんですが 順調に個体数は回復してるようで、本当に良かったなと思います。
2021年01月05日00時22分
Bycoさん ありがとうございます^^ そうですね。 絶滅が危ぶまれている生き物たちはとても多いです。 そしてこのシジュウカラガンのように 保護増殖事業がうまくいった例は残念ながら多くはありません。 でも、絶滅しそうなほど追い詰めてしまったのは我々人間なのだから 我々の責任で何とかしなくちゃいけませんね。
2021年01月05日22時52分
KT PHOTOさん ありがとうございます^^ 我々のやらかしてしまったことは、我々が責任をもって償わなければならない。 そういうシンプルなことなんですよ! 過去の過ちを繰り返さないよう 今生きている生き物たちを絶対に絶滅させてはいけませんね。
2021年01月05日22時56分
asasさん ありがとうございます^^ まだまだ個体数の回復途上ではあるんですが 順調に増えてるようで本当に良かっです。 いつか日本中で見られるようになったらいいなと思います。
2021年01月10日23時39分
nikkouiwana
実際、20年間以上も観察できなかったのが 米国の研究者によって アリューシャン列島の一部で細々と生き残っているのが発見されると 米国では人工増殖をして放鳥し あわせて人為的に放したキツネを駆除するという保護増殖事業が始まりました。 その後、日本とロシアが加わった保護増殖事業が実って徐々に個体数が回復し その子孫の一部が、こうして当地に飛来したというわけなんです。 だからこの鳥に会えたことは 米日露のたくさんの方たちの努力の賜物であり 本当に奇跡のようなことなんです。 この鳥の歩んできた悲劇と それを救うべく立ち上がった人たちのことを知ってるだけに 私にとっては本当に嬉しい出会いでした^^
2021年01月04日20時59分