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伽藍配置の法隆寺は回廊の外からではこれと言ったアングルを見つけにくく、内に入るとありきたりの建築写真になりがちです。何とか自分なりの視点を模索した結果がこれなのですが、実はこれを撮るのに2年半以上もかかってしまいました。前回ここを訪れたのが、写真クラブの撮影会で2016年9月。その時は35年ぶりの来訪だったのですが、あいにく2月から始まった中門の解体修理中で、塔の後ろに工事の覆いが覗いていました。工事終了を待っての一枚です。 回廊に囲われた伽藍配置の閉塞感を、空を囲うことで表現してみた次第です。
お疲れ親父 様 構想以来2年半以上待ち続け、やっとモノにできたアングルなので、これは自己満足の一枚です。国宝であり世界遺産にも登録された現存最古の木造建築物ながら、近隣の法起寺のような、やや遠景から周囲の自然と絡める構図を、今や臨みにくくなった法隆寺五重塔。そこで、周囲を隔てる回廊の中から自分なりの視点を模索しました。
2019年06月01日07時15分
いとーまさ 様 上手いかどうかは何とも言えませんが、この2年半、自分の頭の中に秘かに温めてきたアングルでした。少しでも関心を持っていただけて、光栄です。
2019年06月03日19時01分
裕 369 様 ありがとうございます。セレクトに入ると、一定期間、多くの方の目に触れる機会が増えるのは良いですね。営業が苦手な私の場合、トレンドに加わることはまずありませんし…。
2019年06月20日00時41分
素晴らしい構図ですね。 最近、神社仏閣の改修工事が多くて、思うように撮れませんよね。 先日、京都の東寺に出かけましたが、五重塔が工事中でした。 私としては、定番の構図でよかったのですが、塔全体が足場で覆われていて、 手も足も出ませんでした。 (^^;
2019年08月15日16時09分
エミリー 様 ありがとうございます。東寺の五重塔の改修工事は知りませんでした。折角の拝観も、足場越しでは興覚めですね。でも今回は短期間のようです。 歴史的建造物を末永く後世に遺していくため、定期的なメンテナンスは不可欠ですから、我々も寛容に受け入れないといけませんね。
2019年08月17日10時25分
お疲れ親父
最も日本的な木造建築を斬新な構図で画面に収めて おられますね。塔が天を指す上昇感のようなものが 回廊の庇が描く三角形に縁取られて強調されている 点がお見事だと思います。
2019年05月31日01時28分