（もつか？）次の列車通過予想時刻は16:07。 27分後である。私の経験ではこういう場合、大抵駄目になる。しかも直前で。 27分待った。太陽が右に傾く。私も右へ移動する。太陽が下に落ちる。少しバックし、橋梁からの距離をとる。ただこの川原が物凄く、イガイガの大増殖地帯。移動は即ちズボンにイガイガを塗り付けるようなものだ。そのズボンを見ると、絶望的な気分になる。このイガイガを全部とるのに何年かかる？（涙）そして予定時刻。列車、来ねーよ！

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むー太郎

（でーたー！ま～たトラブルかよ、おい、おい、）ホントに、来るんかなあ、と思っていたら、ガタガタガタ、というレールの響きが…。（来た！）太陽の位置は正しくレールにくっつくかのよう。「パアーン！」運転士が橋梁を渡る時の合図、警笛を鳴らす！（我が事成れり！）この時点で成功を確信する私。ファインダーを覗き込む。フォーカスロックをしている右手親指。シャッターボタンを半押ししている右手人差し指。震える。そして列車が通過。列車によって太陽が遮られ、ファインダー内が暗くなる。の、ほんの少し前からシャッターボタンを押し、連写！シャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャン！列車が太陽の前を通過する間、光がピカー！となる、その時を…。（あら？）ならなかった。ピカー！が…。茫然。安物のSDカードが画像を記憶し終わり、バックの液晶画面にその姿を映し出すまでもなく、（なんでだ！）の思い。帰る時がまた大変。これでもか、というほどのイガイガをズボンに引っ付け、とぼとぼと。失敗でした。また行きます。鉄道写真は闘いです。「飽きた。」なんて言ってたような気がしますが…(-_-;

2015年01月19日19時59分