この写真についてのプロからの講評 一般公開

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講評者：HARUKI（日本写真学院 講師） 講評カテゴリ：アーキテクチャ

コチラはガラッと変わって渋い写真ですねえ。有名な峠ですが実は一度も行ったことがなくて、碓氷峠というとボクの頭の中にすぐに浮かぶのは「母さん、僕のあの帽子、どこへいったんでしょうね？」と西条八十の詩が冒頭に使われる映画「人間の証明」の始まりを思い出してしまいます。つまりすべては想像の場所なのですが、この写真にもまた想像を膨らませてくれるような要素があります。電球の明かりがポツポツと続いていくトンネルの先はいったいどうなっているんでしょうか。トンネルを抜けた先には素晴らしい景観が広がる世界が待っているのか、はたまたそこは折り返してこなければ行けない不気味な行き止まり地獄なのか。いずれにしても見る者を惹き付ける不思議な古いトンネルですね。

コメント4件

まめお

吸い込まれそうです！ 照らされた壁の色・質感がとても素敵ですね〜

2009年12月18日20時02分

violin

こんにちは． 三脚を購入して，このトンネルにて初めて露出時間をこんなにも長くしてみました． そしたら，結構良い雰囲気になったなあ，と自分でも驚いている一枚です．

2009年12月19日11時19分

もんもん

煉瓦の雰囲気がイイですね。 時代を感じます。

2009年12月27日00時54分

violin

もんもんさん コメントありがとうございます． 煉瓦の色合いは，私も驚きました．

2009年12月27日10時36分

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