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歌舞伎役者の市川団十郎にちなんだ名前を持つ朝顔です。 夏の伝統植物である朝顔の展覧会に出向いて見つけた花で、初めて目にした薄茶色の花びらに魅せられました。 鉢には、「正木系統 黄斑入蝉葉栗皮茶丸咲大輪(団十郎)114」と表記されており、「アサガオ突然変異系統の収集・保存・提供」の代表機関である九州大学で管理するデータベースにも登録されているようです。 江戸時代に品種改良が大きく進んだ朝顔は調べていくと奥が深く、今でも多くの愛好家によって新しい花が作られているそうです。
この色合、古代色というのでしょうか。渋い赤茶というか、落ち着いて気品あると言ったらいいでしょうか。 光の捉え方が素敵に、明暗、陰影、立体感が良いですね。引用も勉強になりました。
2013年08月12日08時06分
相変わらずの博識でございますね~。 団十郎朝顔の存在さえ知りませんでした。 繊細な切り取りが、まるで緞帳のように見えてしまうのは私の思い込みなんでしょう。 この作品を拝見した後、歌舞伎座のHPを開くと屋上庭園があることを知りました。 歌舞伎とは全く縁がない私にとって歌舞伎座は遠い存在であったので、これを機会に屋上庭園に立ち寄ってみたい気持ちが沸々とわいてきてます。 素適な作品ありがとうございました。
2013年08月12日08時14分
何事も奥が深いと思っていますが、朝顔もやはり奥が深いですね。歴史も有る花ですから、当然と云えば当然かも知れませんが、品種改造を争ってされた結果の美と云う感じがします。歌舞伎に纏わったものにしたのが、素晴らしいと思います。
2013年08月12日09時14分
>園芸店などでは市販されていない・・・ そう思うと欲しくなりますね~ この渋い色合いの朝顔は確かに見たことがないです。 高貴な印象で和服の柄にも見えます。素敵ですね~
2013年08月12日09時56分
「暫」と大音声を上げて花道に団十郎が登場。 その時の大げさな衣装がこの色でしたかね・・・。 外国の人には受け入れにくい粋で渋い色ですよね。 しっとりとした質感の表現、見事です。
2013年08月12日10時29分
団十郎朝顔、 始めて聞く品種ですが、 っていうか、朝顔の品種は考えたことがなかったです。(^^ゞ タイトルに影響されたばかりではないと思いますが、 大首絵をイメージさせる切り取りでの表現、 縦構図と共に上手い構成を感じさせます。
2013年08月12日12時08分
染物のような深い色合いの朝顔があるものなんですね。 日本で愛されてきた朝顔だからこそ品種改良もされてきたのですね。 うちの朝顔は近所の方からの頂きものですが・・・(^_^;)
2013年08月12日12時30分
花弁の質感に魅了されます。 この色は、何色なのでしょうか? 見たことのない色というか、なんだか懐かしい色というのか 不思議な世界ですね。 素敵な作品を有難う御座います。
2013年08月12日23時36分
このような色の朝顔があるのですね〜 団十郎朝顔、この色合いに脈々と受け継いできた伝統を感じます。 伝統ある朝顔を素晴らしい切り取りで見せて頂きました。
2013年08月13日01時01分
この切り取りは上手すぎますねぇー。 このアサガオの花弁の描写が歌舞伎袴を思い浮かべました。 素敵な切り取りです。やはりマクロが欲しくなってしまいます。 目に毒です(笑
2013年08月14日10時32分
お久しぶりです(^^) 背景のトーンといい、品格の感じ取れる切り取りですね! 当方へのコメントもありがとうございます。 毎日バタバタで、帰宅後にアップするので精一杯な毎日です(汗) またゆっくりと訪問させて頂きますね。
2013年08月15日01時46分
Teddy_y
Wikipediaから引用した説明文は、以下の通りです。 団十郎朝顔(だんじゅうろうあさがお)は、アサガオの一種。二代目市川團十郎が、歌舞伎十八番の内「暫」で用いた衣装の色が海老茶色であったことにちなんでつけられた名前。 江戸時代には、団十郎の茶色として、一世を風靡したといわれている。しかし種子の確保が容易ではないことから、生産量が激減し戦後途絶えた。 ゆえに「幻の朝顔」と言われていた。 色は、海老茶。花が大きい。 近年その名の朝顔は多く見受けられるようになったが、それは本物ではなく、大手業者が流通名をつけたものである。園芸業者が流通名として自由に「団十郎朝顔」の名をつけて「朝顔市」などで販売しているが実際は正式な「団十郎朝顔」ではなく販売増進のためにつけた流通名である。 現在、朝顔園芸界の正式な「団十郎」、つまり、本物は黄蝉葉・斑なしの葉で濃茶色の無地の日輪抜けの花を指す。蝉葉とは通常葉の耳が左右一つずつなのに対して、左右二つづつある葉でその葉の形状を持つものは大輪の花が咲く。黄葉とは通常緑色の葉が黄緑色の明るい色になる葉を言う。本物の団十郎朝顔は濃い茶色と黄緑色の明るい葉色が美しいコントラストをなす。 競技花としても高い評価を得ている。 専門の栽培家のみが種を保有してきており、通常は園芸店などでは市販されていない。
2013年08月12日07時56分