マルクト広場まで戻ってきました。空がかなり明るくなってきたので広場全体が見通せるようになりました。この角度から見ると分かりますが、市庁舎は高い塔がある後側の白い建物が13〜15世紀にできたゴシック様式で、広場に面した茶色の建物が16世紀にできたルネッサンス様式と、異なった様式の建物で構成されています。右の市役所酒場は15世紀にできたそうです。つづく…

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10世紀にローテンブルグ伯がここに城を築き、12世紀には神聖ローマ皇帝コンラート3世が帝国の城としてここに宮廷を置きました（実質上の首都）。が、ここでの宮廷は一代のみで、しかも14世紀には地震で城郭が崩壊してしまいます… しかし、13世紀には帝国自由都市となっていたローテンブルクはその後も城郭都市として発展していきます。このマルクト広場にある市庁舎はまさに帝国自由都市として発展する過程で作り上げられたものなんですね。たぶんこの街の黄金時代を象徴していると思います…

2024年02月16日08時54分

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