ローテンブルク観光名所で有名なプレーンライン/Plönleinです。プレーンラインとは“小さな場所”という意味とか。ご覧のように路地が分かれるところに噴水(井戸)があり、その周辺が三角形の小さな広場になっています。一本の道は要塞の一部として14世紀に建てられたジーバーシュ塔を通る道、もう一本は左奥の道を少し降りたところにあるコボルツェラー塔/Kobolzeller Turmを通ってタウバー川渓谷に至る道です。

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ここローテンブルクの正式名称は「ローテンブルク・オプ・デア・タウバー Rothenburg ob der Tauber」で、「タウバー川沿いのローテンブルク」という意味です。湾曲して流れるタウバー川は深く削り込んだ渓谷となっており、この渓谷の上の丘にローテンブルクの街が広がって、その渓谷が街の防御の壁になっているのです。ちなみに、ドイツ国内には「ローテンブルク」という名の街は他にもいくつかあるそうで、区別するためにそれぞれその土地の特徴を付けた街名になっているようで、ここのローテンブルクは“タウバー川”のキーワードが入っているのです。なお、この地に最初に城を築いたのはローテンブルク伯だったそうで、このローテンブルグ伯が治めていたところに基本的にこの「ローテンブルク」という名が付いているそうです。このローテンブルク家、12世紀には断絶してしまいますが、ドイツ国内のあちこちに名を残しているそうです。

2024年02月14日05時44分

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