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ポルポトによるクメールルージュ時代には貨幣の存在を否定しました。中央銀行も閉鎖。全ての私有財産の保有を禁止したボルポトはこの紙幣を造幣した責任者を粛清したとの事です。以前、友人の立正大学経済学部の林康史教授がプノンペンに来られた際に、この幻の紙幣の話を聞き、彼の学術研究の為、早速、国立中央銀行の造幣局長を訪問して、その真意を確認しました。局長は確かにその紙幣は有ったと教えて下さいました。ではその紙幣はどこに行けば実物を観れるかの問いに対して、”局長はその辺のマーケットでも売ってるよ”との驚きの回答。
1975年発行。内戦真っ只中での紙幣発行ですね。 ポルポト政権は貨幣すらも認めなかったのですか。共産主義によるクメール王国(いや王国ではありませんね。クメール原始国家かな)の復活でも目指したのでしょうか。それにしてはやったことが過激過ぎる。主義主張よりも、ポル・ポト自身が狂ってしまったとしか思えない。
2021年10月18日18時41分
yoshi.s様、ポルポトは中流家庭に育った目立たない存在でしたが、王宮にいた親戚のコネでフランス留学をしますが原始共産主義に傾倒してから人生が豹変してしまった様です。それと彼の取り巻きにも問題がありましたね、愚民化政策によって出来る国は弱い。
2021年10月18日19時04分
1975年はサイゴンが陥落しベトナム戦争が終結した年ですね。 クメールルージュと北ベトナムは何等か関係があったように記憶していますがロン・ノル政権時代も含め記憶が定かではありません。
2021年10月18日23時02分
壽様、この歳にクメールルージュの軍がプノンペンを陥落して新政府を樹立しました。ロン ノルは既にアメリカに祖国を捨てて亡命してます。この歳からカンボジアの暗黒の四年間が始まりました。フンセン氏はクメールルージュの一兵卒でした。
2021年10月19日11時08分
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その後、林教授は大学で使用している貨幣論の編纂に取り掛かり、学会でも発表されたとの事です。
2021年10月18日17時49分