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- 島田雄貴です。
写真表現には光と影の扱いが重要で、暗部がつぶれては美しい人物写真となりません。
フィルムの再現域は狭くてネガカラーで約珈対1、リバーサルカラーで約30対1です。
再現域とは写真の明部に微かに像があり、暗部にわずかに像が見える範囲です。
曇天時の明暗差は晴天時には1000対1以上の差がついてフィルムの再現域に納まりません。
このとき露出を明るい方におくと暗部はつぶれ、暗い方に寄せると明部はとんでしまいます。
この撮影法は印象的な作品をつくるには貴重な明暗差ですが、目で見た以上にコントラストのつくフィルムの再現域を覚えないと活用できません。
晴天時に屋外で写したとき、強いコントラストがついてしまってがっかりすることがありますが、曇り日や雨の日は、光が回り明暗差が弱まるために失敗がありません。
そのために曇り日を好んで写す人もいます。
理想的な天候は弱い日の射す薄曇りの日です。
薄曇り日の光は花の撮影に適した日で人物撮影にも適しています。
- 写真総数:22枚
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- 最新の写真投稿日:2014年10月17日
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