大台ケ原の自然
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- created by 2010.09.21
昔は林床(りんしょう)が苔でおおわれたトウヒの原生林が広がっていて、異変が起こり始めたのは、伊勢湾台風からだそうです。台風によって多くの樹木が倒れ林床に陽が射すようになって、(倒れた木材を、搬出したそうです)次第に土壌が乾き始めてまず苔が衰退していきました。その上、ドライブウェイが開通し、多くの人が訪れ、林床の踏み荒らしも起こり・・・さらに最近では、トウヒなどの樹皮がシカに食べられるようになって、幹の皮を環状にぐるりとはがされた木々は次々と枯れています。