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「こら、罪人ども。この蜘蛛の糸は己のものだぞ。 お前たちは一体誰に尋いて、のぼって来た。下りろ。下りろ。」 と喚わめきました。 その途端でございます。今まで何ともなかった蜘蛛の糸が、 急にカン陀多のぶら下っている所から、ぷつりと音を立てて断れました。 ですからカン陀多もたまりません。 あっと云う間もなく風を切って、独楽のようにくるくるまわりながら、 見る見る中に暗の底へ、まっさかさまに落ちてしまいました。 後にはただ極楽の蜘蛛の糸が、きらきらと細く光りながら、 月も星もない空の中途に、短く垂れているばかり
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-Ichi-さん ありがとうございます! そうなんですねー何県にお住まいなんですか?
2011年01月05日21時35分