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小(ち)さき花黄金の色に群れ咲きて 森陰の道照らし囃せり
見惚れてしまいました。 花一つ一つが 輝いてます。 眺めてたら 光景が浮かんできました。 「馬と少年」 昔々 働き者の少年がおりました。 貧しくても 明るい両親を 少しでも助けたいと いつも思っておりました。 今日も 収穫した農作物を馬の背中に積んで町に行こうと山の中を歩いておりました。 毎日毎日 少年は一山超えて町まで売りに行っていたのです。 夏を思わせる暑さの中、時には険しい登り道を、 後ろから馬を押して一生懸命歩いておりました。 少年の額から そして体中から きらきら汗が噴き出して それが土にできる馬の足形に ぽとぽと したたり落ちていきました。 すると、次々にそこから芽が出て、みるみるうちに黄金色の花となり、 まるで少年と馬を追うように咲き続けて行ったのです。 それは黄金色に輝く道になりました。 一生けん命前を向き、歩き続ける少年と馬はもちろん知る由もありません。 やっと下り坂になり、少年は馬を労いながら 口笛を吹いてどんどん降りていきます。 黄金色の道は そのあとを ずっと追っていきました。 あまりに美しいので想像してしまいました。失礼しましたm(__)m
2020年06月01日20時20分
いずっちさん、素晴らしい!!! そうか、この花は馬の蹄のあとに落ちた少年の汗だったのか。 最後の一行がいいですねえ。物語はこのように締めくくらなくっちゃ。 いずっちさんは、童話的な掌編に長があります。ぜひお進め下さい。
2020年06月01日21時21分
凄いとしか言いようがない。。。 近所だと 市の緑化スタッフがみんな刈ってしまいそうです そちらはそんな無粋なことはしないのですね いいなぁ わたしのチョウ撮りの場が、ついこないだ消えてしまったところなのですよね。。。
2020年06月01日23時04分
はなてふさん この公園は、あまり引っ切りなしには手入れしないところがいいのです。 右の木は私の好きなこぶしの木です。さほど太いとも思えないこの木にあの大きな枝が繁るのです。 この馬の足形は、その繁る枝葉の下に咲いています。
2020年06月01日23時30分
馬の足形なんてかわいそうですよね。 ラナンキュラス(ranunculus respens)で植物図鑑に載っていました。 ドイツ語ではHahnenfuß(雞の足)、葉の形から。(やっぱり足!) 和名はハイキンポウゲだそうです。 同じなのかどうかわかりませんが、芝生に根をはって困るのです。 背が低く横に広がります。 花が咲くと黄色いアクセントが可愛いのですが、何分増えるので。 それは花びらも黄色、蕊も黄色なのですが、馬の、、もそうですか。 暗い木陰にこうした金色の群生があれば、そこだけ輝いていますね。 自然をそのままで置いておく環境は素晴らしいです。
2020年06月02日04時57分
旅鈴さん。 そう。葉っぱを見て鳥の足なら分かります。でも馬の足じゃないなあ。 草が伸びたらすぐ刈る、というのではないところがいいですね。 でも、残念ながらこの杜の馬の足形は先日刈り取られてしまったのです。 盛りの時を写真に残せたのはラッキーでした。
2020年06月02日19時43分
HATTU
黄金の揺らめきは見事でしょうね。 風を感じられますね。
2020年06月01日06時34分