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「お月さん、あったかそうだね、おとうさん」。5才の息子が言いました。 「どれどれ?」。「ああ、ほんとだ。搔巻(かいまき)を着ているなあ」 三日月も今夜は寒いので、雲の搔巻を着ています。 「うん、これだと少々高く昇っても寒くないな」。三日月がつぶやきました。 「あんまり被ると、暗くなるよ。人間たちをがっかりさせないで。みんな君を見るのが楽しみなんだから」と雲が言いました。 「そうだね。このぐらいにしておこう」。月が答えました。 「おとうさん、お月さん、きれいだねえ」 「ほんとにそうだな」
搔巻とか褞袍(どてら)とかもう半世紀ぐらいご無沙汰です。 お月さんに貸したまま、もう地球には戻ってこないかも。 だって地球は温暖化。 冬は冬らしく搔巻と炭で暖をとる。 痘うの昔に忘れていました。
2020年01月31日15時09分
旅鈴さん 天上と天下の間には、手の届かない隔たりがあるようです。 男と女の間の深くて暗い川のように。(野坂昭如『黒の舟歌』) ♪誰も渡れぬ川なれど、エンヤコラ今夜も舟を出す♪
2020年02月01日17時43分
はなてふ
ほっこり(*^^*) 月を観たら、きっと思い出します、掻巻(笑)
2020年01月30日23時02分