国立近代美術館の工芸館で撮影しました。人間国宝平田郷陽氏の作品で、昭和11年桐、木彫、着せつけ・人形です。単純化した姿の人物を写実的に、そして情感を豊かに表現する制作で高い評価を得ました。さわやかな気品と優美さは、この初期の作品にもよく表れています。源平合戦のころの武将で容姿に優れた平維盛が、後白河法皇の祝いの宴席で舞楽を麗しく舞ったという故事によっています。のちに維盛は「桜梅の少将」と称えられたそうです。

コメント4件

おいでやす

いい表情した工芸品、人間国宝の作品は、お見事ですね

2020年01月26日10時53分

sam777

ぽんぽこりんさん、何時もコメントありがとうございます。この作品は人間国宝になる前の作品だそうですが、矢張り素晴らしい作品でした。

2020年01月26日13時10分

maruko555

まるで現実の歌舞伎役者みたいで生き生きと感じられます。 お見事、見甲斐があったことでしょう。

2020年01月26日19時19分

sam777

maruko555さん、何時もコメントありがとうございます。この作品は流石人間国宝になられた方の作品だけあって素晴らしい作品でした。

2020年01月26日19時26分

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