先日の日高海岸です。　かつて大海に向かった河口近く、海藻の切れ端などと混然となり打ち上げられ、風雨や陽に晒され日ごと朽ちて行くその姿。　来春、自分達の子供が再びこの河口から大海を目指す壮大な旅立、それをこの朽行く姿のままで見守り、見届けたいと強く願っているのではないか、そんな思いを持ちました。

コメント4件

nikkouiwana

これはいいですね！確かに物語を感じます。

2019年10月08日08時19分

からまつ

nikkouiwana 様　コメント有難うございます。　この時期、川で水底に沈んだり浅瀬に漂うホッチャレの姿は見慣れた情景ですが、広い砂浜で干し上がって行く姿には力を感じ思わずレンズを向けました。

2019年10月08日21時37分

ラボ

色んなことを想像し考えさせられる作品ですね。先日、ウミネコが水辺で息絶えていて、撮りはしたものの、こんなにいい画にはなりませんでした・・・腕を磨かなければ・・・

2019年10月09日21時46分

からまつ

ラボ様　コメント有難うございます。　信じてはもらえないと思いますが、このホッチャレ君の前を通り過ぎようとした時に何故か目が合ってしまい、声にもならないような言葉で「オレを撮って帰りな、少しはご利益があるかもな！」と言われ、気弱な私は若干の恐怖心と戦いながらもご利益に期待を膨らませ、数枚撮らせて頂いた次第です。

2019年10月09日23時34分

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