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アベリアたちは永く平和のうちに暮らしていた。時々やって来る蝶や花虻、蜜蜂などともうまくやっていた。彼らに甘い蜜を与える代わりに、自分たちの子孫の元となる花粉を遠くに運んでもらうのだ。思えば、人間たちも似たようなことをやっていた。ベネチアのマルコ・ポーロなどはその典型だ。交易という言葉は良い。平和の香りがする。 ところがそこに、真っ黒い鎧をつけたダース・ベアと言う名の恐ろし気な蜂が現れた。 黒いヘルメットに光る眼。風を切るマント。帝国軍の総大将だ。 アベリア共和国の運命やいかに。 *下に続く
ダースベイダーのテーマ曲が聞こえてくるようでした(^-^;ドキドキ よかったですε-(´∀`*)ホッ 人・・いや蜂も見かけで判断できないですものね(´艸`*) からだが大きいから、きっといっぱい花粉を運んでくれるでしょう(*^▽^*)♡
2019年07月13日18時14分
ダース・ベアくんはアベリア共和国が大変お気に入りのようです。 アベリア共和国の中にピンク州もありますよね。 そこに現れたダース・ベアくんもリア王女に快く迎えて貰いました。 こんどその様子をご紹介したいです。
2019年07月13日20時51分
yoshi.s
*つづき アベリア共和国は大騒ぎ。なんとしてでもこの共和国の平和を守らなくては。 リア王女を司令官とするアベリア防衛軍はダース・ベアを迎え撃つ体制を整えた。 そしてついにダース・ベアがやって来た。そしてかすれた声で言った。 「アベリアさん、少し蜜を分けて下さらんか」。「そうしたら、わしが、花粉を遠くにまで運んでやろう」 アベリアの民はあっけにとられた。なんとダース・ベアもまた良き交易者だったのだ。 リア王女は言った。「ダース・ベアさん・・」「アベリア共和国にようこそ!」 あわり
2019年07月13日17時05分