鹿に追われて怖かったのか、泣いてしまった子供を慰めるお母さんの写真です。怖い思いをさせた鹿が悪いという意見もあろうかと思いますが、ここ奈良では人間が自然に合わせることで、世界唯一の鹿との共存の世界が保てています。人間の都合に合わせて自然を作り変えてしまうのではなく、少し不便を感じてでも共存の道を選んだ奈良はとても素敵で価値ある文化を持った街だと思いました。人と自然が共に生きる奈良は、本来あるべき姿なのかも知れません。これからの時代、こういう考え方が広まって欲しいと願っています。