yoshi.s ファン登録
J
B
こぶしは、暮のうちに蕾を着け、年を越して春を待つ。 寒風に耐え、積雪を忍び、ただひたすらに春を待つ。 やがて季(とき)至り、日差しが優しくなると、その堅い蕾を開く。 蕾からの花の放出。蓄えた気の放出にただ感動する。 しかし考えてみれば、他の草木も、さらには小さな動物たちもまた同じだ。 みみずでも蛇でも蛙でも、土の中で、穴の中で、寒に耐え生気を蓄える。そして春になるとその蓄えたいのちの気を一気に放出し、世界と一つになるのだ。 忍耐はいのちの力の根源だ。 こぶし礼讃は、いのちの礼讃に他ならない。
ジョニー森永さん 辛抱、忍耐。じっと待つことを通していのちは力強くなるのです。 おっしゃる通り、写真はその断片を切り取って残すことでしょう。しかしよく切り取られた断片は、被写体の歴史までをも表現することがあるでしょうね。人でも自然でも、あるいは人工物でさえも。
2019年03月28日21時33分
こぶし礼讃、三年目の春です。 今年は花が早かったようですね。 左端の黄色いのは水仙の花ですね。 毎年同じところに在るのに、花の咲いているのを初めて見ました。 今年はこちらも花が咲くのが早く、連翹が今花盛りですが、昨年は4月10日の撮影でした。 セイヨウオニシバリも今は過ぎて葉っぱが出ています。 「年々歳々花相似たり」とは言いますが、咲く時期がすこしずつ違うようです。
2019年03月28日22時52分
旅鈴さん そう。もう散り始めてしまいました。 花も、去年ほど盛んではありませんでした。 それでも私のアイドルですから、あと1、2枚アップするつもりです。 咲く時期は天候に大いに左右されますね。 人は天候に関わらず、歳々年々人同じからず。少しずつ齢を取って行きます。
2019年03月29日00時03分
あの水仙はこぶし咲くこの公園の木の根元に自然に咲いてくれるお花だったのですね。 鈴ちゃんの観察力と記憶力にはいつも舌を巻いてしまいます。 父と水仙のことは小学生の時の話で、18才で家を離れました。 千葉県ではありましたが、通うには2時間半はかかりました。 あれからすでに六十余年、自分の原点の故郷は有難いし年齢を 重ねるごとに思い入れが深くなります。
2019年03月29日10時00分
michyさん そうですか。michyさんがまだ幼かった頃のお話しでしたか。 そうですね。齢を取るにつれて、故郷のことや父母、家族のことなどがレリーフのように浮かび上がって来ますね。
2019年03月30日22時40分
ジョニー森永
待つことは命の源を作り それぞれの天命を生きる。写真はその一部を記録するのですね。
2019年03月28日13時53分