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祖父の家のトイレ横に金木犀があった。 私が幼い頃、祖父の家は びんつけ油の製造・卸しを営んでいた。 作業場の横にトイレがあり、外だったので その度サンダルを履かなければいけなかった。 夜行くときは暗闇の中、手探りで裸電球にぶら下がっているヒモをいつも探した。 幼い頃は、怖くて夜のトイレが嫌で仕方なかった。 でも、金木犀の香りが漂っていると、不思議と恐怖心が薄らいだ。 今でも金木犀の香りがすると、不思議と落ち着く。 店も祖父母もいなくなった今、その金木犀は 実家の庭に植え替えられている。
いろんな思い出がある金木犀なんですね。 深みのある描写が美しいです。(*^_^*) キャプションを読んでいたらびんつけ油の甘い香りが蘇ってきました。 以前働いていた会社が相撲部屋の近くだったんです。 記憶の香りはいずっちさんのおじい様が作られたびんつけ油の香りだったと思いたいです。
2018年10月02日22時24分
千葉の漁師の家に居た頃のトイレは、縁側の隅っこの方にあって、真っ暗で怖かった。 戸を開けたら、ガサガサと音がしたのでそのまま閉めてしまった。たぶん蟹かなにかだと思いますが、それ以来、便所の10ワット電球は嫌いになりました。 小さな金木犀ですが長年の想いを伝えてくれているようで、大変立派に見えます。
2018年10月02日23時39分
ち太郎さん 以前はトイレを «はばかりさん»とか«ご不浄»とか言って、目につかない所にありましたもんね。怖いイメージがありましたね。ち太郎さんの思い出が聞けてよかったです。 嬉しいコメント、ありがとうございます(*^^*)
2018年10月03日04時56分
ありがとうございます(^^) 真理さんもお好きですか、嬉しいな(*^^*) ほんと、そうですね。 人の五感て、凄いパワーがありますね。 私は食いしん坊だから、味と香りに呼び戻される傾向があります(^^ゞ
2018年10月04日08時26分
初めまして。 yoshi.s様のところでお名前を拝見しました。 掌編クラブへようこそ。 写真に添える文章が、味わいがありますね。 金木犀の香りは、たくさんの人が何らかの思い出をもっていることでしょう。 かく言う私も。 ただ、残念なことにここには金木犀が無いのです。 園芸店で探しましたが、ありませんでした。 くちなしは売っていましたよ。 私は時間に余裕がないので、多くのかたの欄を見られないのですが、 いつかゆっくり拝見させていただきますね。
2018年10月05日07時40分
初めまして。 恐縮です。 今日も車の中で、金木犀について、DJの方が 思い出を語っておられました。 皆さん、それぞれお持ちですね(*^^*) どうぞ、よろしくお願いいたします。
2018年10月05日17時23分
こちらこそ ありがとうございます(^-^) 年月の経つのは ほんと早いです。 昔の事は思い出すんだけど、最近のことは・・・ あれ、これって、やばいですね(^-^;
2018年10月05日20時23分
木工屋
思い出のお話 素敵です。 金木犀の香り 今度ゆっくり嗅いでみます。
2018年10月02日22時19分