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「やれやれ、とんだひと騒動だったな」。長老がつぶやいた。 「そうですね」。いつの間にか数が増えた若い長老たちが相づちを打った。 そこに風がやって来て言った。「私が余計なことをしたから、みんなに迷惑をかけたね」 「何を言うんですか、風さん」「あなたのおかげでこんなに虫や蝶たちが集まってくれるようになりましたよ」「受粉も順調に進みました」「おまけに、この辺りでは、花も虫もみんな相手のことを気遣うようになりました。それが何よりのことです。あなたのおかげですよ」 *下につづく
写友の皆さん 長い間おつき合い下さいましてありがとうございました。 いつもながら、皆さんの暖かい応援の言葉が励みになりました。 最初は4〜5回ほどと思って始めました。 しかし、楽しみにして下さる方が増え、コメントを頂く度に力が湧いて来て、ではもう少し、と、ここまで来ました。ご訪問下さった皆さんに感謝申し上げます。 一つとても嬉しいことを付加します。 旅鈴さんが、連載写真掌編小説に挑戦し始まったことです。ご自分でおっしゃる通り、連載は楽しくもありますが、ときには苦しみであるかもしれません。それを乗りきる力は、励ましによって湧いて来ます。 どうか皆さん、旅鈴さんに励ましのコメントを差し上げて下さい。
2018年09月23日13時07分
あらためて最初から写真を見返しつつ、読み直してきました。忙しく飛び回る虫達と、自分に飛んで来るのをじっと待つ花、それを仲持つ風の素敵な物語、堪能させていただきました。ありがとうございます。
2018年09月23日13時19分
ラストも感動しましたよー(#^.^#) 花鳥風月ならぬ花蝶風月。月は秋、季節とでも考えられますね。 読み終わっても秋風がそよそよと吹いています。
2018年09月23日16時34分
この大騒ぎのおかげで虫たちの秘密、セセリ君の饒舌ぶりやヒメアカタテハのかっこいい旅がらすぶり、ミツバチさんの知りたがりぶりなどが明らかになりましたね。
2018年09月23日17時21分
大変楽しませていただきました。菊芋さん、蝶さん、虫さん、風さんの 会話を通して穏やかに楽しくそして爽やかな生き方を学んだ気がします。 ありがとうございました。
2018年09月23日21時43分
う~ん、とうなっています。 やっぱり芯が通っていますね。 セセリ君の演説が見事でした。 これがひょっとしてテーマでしたか。 それにしてもたくさんの種類の昆虫たち、 撮影、ご苦労様でした。 お写真を拝見しながら、名前を覚えています。 蝶にも色々な種類がありますものね。 アゲハは見たことないです。 ところで、私の掌編小説の宣伝をありがとうございました。 まだまだ未熟で恥ずかしいですが、頑張ります。 どうぞよろしくご指導くださいませ。
2018年09月24日02時15分
旅鈴さん いやなに、いつもの散歩道に菊芋が大きく咲いたので、集まって来る蝶たちを撮ったまでです。 ベルは退屈しながらもおとなしく待っていましたよ。 撮った花、虫や蝶たちの様子によって物語を作っていきました。 いつものように、写友の皆さんの励ましのコメントによって20回まで続きました。 旅鈴さんのカイの冒険、毎回楽しみにしていますよ。
2018年09月24日10時37分
私も最初から読みなおしました。 セセリ君の演説は説得力があり素晴らしかったですね。風さんの優しさ器の大きさ ヤマトシジミさんや紅シジミさんの様に口を出さず様子を見たり相手を思いやり立場を わきまえる。私達人間社会へのメッセージだと受け止めました。。お花やチョウの写真も 色々見せて頂き有難うございます。 語彙力が乏しい故上手く書けませんが楽しみに読ませて頂きました。 有難うございます(*^_^*)
2018年09月25日17時29分
初めまして。 一気に読ませていただきました(^^) とても爽やかで、心に沁みる物語。 気持ちがまるく、元気になりました。 ありがとうございます!(^^)! 写真全てから、被写体に向ける慈愛のまなざしを感じました。 私はカメラもサイトも超初心者です。 これからも画を楽しみに拝見させてください。 よろしくお願いいたしますm(__)m
2018年10月01日12時35分
はなてふさん 読んで下さってありがとうございます。写真でも文でも、鑑賞者がいて初めて意義が生まれます。 はなてふさんもぜひおやり下さい。 短い写真掌編から始めればいいのです。 ほんとに初期のころの、写友ninjinさんの作品や、私の初期のものを参考にどうぞ。 https://photohito.com/photo/6518274/ https://photohito.com/photo/6524662/ https://photohito.com/photo/6540054/
2020年05月05日13時34分
yoshi.s
*つづき 「いや、君たちも虫たちも、よく話し合いをしたからだよ」「自分の都合だけを主張すれば喧嘩になるか、恨みを買うかだ。お互いに聞く耳を持っていたからこそ一層親しくなったんだよ」 「ありがとう、風さん」「それにしてもセセリの演説は見事でしたね」 「ああ、まったくそのとおりだ」 風と長老菊芋の笑い声が野原に広がった。 *おしまい
2018年09月23日13時07分