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第千四百九十六作  「石段の 一段ずつの 功徳をのぼる」 和歌山県那智

第千四百九十六作  「石段の 一段ずつの 功徳をのぼる」 和歌山県那智

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    太地町から山峡へ入り、熊野三山を拝登 紀州は、海から突然、山となる それほどに急勾配な険しい山なのであろう 石段一段の高さが、思いのほか高いのには驚いた 当時の人は今よりも身長が低かったというし、この一段はよほど辛かったのではなかろうか?

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